最近、気になるCM
それはグリコ「ドロリッチ」のCM
”気になる”というより、正直”イラつく”
「けっ」っていう感じだ。
「お~お~、あんなもんが全国区のCMに出られるとは、えれえ時代になったもんだ!」
僕は苦々しい気持ちであのCMを見ている。
実はこのCM、ちょっと前まではお気に入りのCMだった。
-クラッシュカフェゼリーとクリームが、グルグルと渦を巻きながら真ん中に向かって、吸い込まれていき、「吸イーツ」の文字とともにストローで「ドロリッチ」を吸っている美しい金髪の女性に変化していく。
この金髪女性、ミスJUSTYNA(ジャスティナ)の恍惚とした表情が実にいいのである。
美しい金色の髪、透き通るような青い瞳
実に高級な、
実にRichな、
パリのおしゃれなカフェを連想させるような、
美しい映像だった。
そして、映像イメージに見合う楽曲として、ラヴェル作曲の「ラ・ヴァルス」を使用し、優雅なスケール感とミステリアスな雰囲気に仕上げていた。
それが、最近はじまった新バージョンのCMは、とんでもないことになっているのだ。
クラッシュゼリーとクリームが混ざり合って、
なんか小汚いキャバ嬢に変わってしまうのだ!!
このニューバージョンを初めて見た時の衝撃はすごかった。
美しい金髪女性が出てくるのを期待していたら、ドロドロメイクのキャバ嬢が出てくるのである!!
お店に行って、写真指名したら「実物、全然違うやんけ!!」という感じ
呪文で天使を呼び出そうと思ったら”小悪魔”が出てきてしまった感じ
呪文を間違えたのか!?
「高級」「おしゃれ」「リッチ」「パリのおしゃれなカフェ」だったはずが
「低俗」「ケバい」「ぼったくり」「歌舞伎町の妖しげなキャバクラ」に大変身!!!
グリコさん!!”イメージ”ってもんがあるでしょう!!!
ちなみに、僕がキャバ嬢キャバ嬢と呼んでいたのは
ま、「キャバ嬢の手本」みたいなもんだ。
全く世の末だよな・・・・。
ギャル系女性が大の苦手な僕はそう思う。
でも僕のダメなもんが、世の中の流行としてまかり通っているのである。
おそらく、消費活動の主役である女性(中でも若い女性)にとって、
僕や、僕の父親世代にとっては、むしろ嫌悪感を抱くような水商売女
きれいもなにも、あのメイクじゃ仮面かぶってるのと変わらないしね。
体の線が細いのは認めるけど、とにかくあのメイクは気持ち悪いを通り越して”目障り”
あのCMの池田恵は・・・・・・・・ないだろ?
あのメイクを「かわいい~!」と言える神経は、もはや同じ民族とは思えないぞ!?
だからCMを見るたびに「しまった!」「うわ!見てしまった!」「うげ!ゲボ出そう・・・」となり
「ちっ!」と舌打ちをしてしまう感じ。
あ~あ、
嫌な世の中だ。
ギャルが堂々とテレビに出てやがるよ。
全国区のCMに出てやがるよ。
「憧れ」として同性の女性からキャーキャー言われてやがるよ。
いいか~みんな!!
タイのバンコクで、あんな姿の奴がいたら、近づくんぢゃないぞ!
間違いなく、”竿”がついてるからな!!
はあ~・・・・
世の中の女性がすべて”新垣結衣”になればいいのに・・・