最近、気になるCM
それはベッキー主演の『Victer Everio』のCM
パッと見、なんてことないCMなのだが
なんでもケチをつけたがる僕のような人間から見ると、非常に考えさせれるCMなのだ。
ベッキーと言えば、言わずと知れたCM女王であり、
その謙虚な性格と場の空気を読む察知能力、そして共演者の老若男女を問わず合わせることができる柔軟性から
”芸能界最強”とも言われる存在でもある。
が、CMの多さに比べ、意外なほどCMのインパクトが薄い。
ベッキーのCMには「代表作」と呼べるものがない。
で、今回のVicter EverioのCMを見ると、なんとなくその理由がわかるのだ。
多くの企業がタレント・ベッキーをCMで使う理由
それは大きく分けて、二つある。
もう一つはベッキーのガイジン顔が、高級感を醸し出すから。
つまり、車やタバコ、衣服や化粧品のCMを、欧米系のモデルを使って高級感を出す手法
これを、ベッキーを使ってやっているのだ。
で、Victerの『Everio』は、完全に後者のパターン。
ベッキーが”ガイジンモデル”として使われているパターンなのだ。
このCMで、ベッキーは外国人男性モデルとボートに乗ったり、外国人の子供達と絡んだりしている。
この時のベッキーの顔が、普段より20%増しの”ガイジン顔”なのだ。
これはびっくりする。
「あれ?ベッキーの顔って、こんなにガイジンぽかったっけ?」という感じ。
ま、元々ハーフなんだからガイジンぽいのは当たり前なんだけど
普段の『世界の果てまでイッテQ』や『志村動物園』などのバラエティで見るより、120%のガイジン顔なのだ。
なぜだろう?
バラエティ番組では日本人顔に囲まれているから中和されているのだろうか。
で、外国人モデルと組んで出てるVicterのCMだと、血が濃く出てしまうのであろうか?
とにかく、ベッキーは「ガイジンモデル」として起用されることが結構あるのだが、
僕はこれは「どうかな?」と思う。
正直、外国人モデルの中に入ったベッキーは、個性や存在感が消され、
本当にただの”ガイジンモデルの一人”に成り下がっているような気がするのだ。
正直、そこには「CM女王」の風格も、「芸能界最強」の迫(ハク)もない。
*「あ、真ん中の人、ベッキーに似てる」と子どもに言われかねない。
僕は前にも書いたが、そろそろ外国人モデルで高級志向を出すのは止めたらどうかと思う。
もう戦後64年たってるんですよ。
車も電気製品も日本は世界最高の品質を保っているんですよ。
欧米の方が「日本製は素晴らしい!」って絶賛する時代ですよ。
日本人は欧米のスタイルに憧れるものって考え、いつまで引きずるつもりなんだろう。
一方、日本人と絡んだCMは、びっくりするくらいベッキーは雰囲気が違う。
なんか、「あ、いつものベッキー!」と、うれしくなってしまう。
普段の明るくて、楽しくて、親しみやすい、あのベッキー!
僕は、こちらのベッキーが好きだな・・・・・・・
ちなみに、Victer『Everio』のCMに出ている外国人の子役
「ベッキーオフショット篇」を見ると、日本語ペラペラです。
ベッキー CM Victor Everio オフショット篇30秒 - YouTube
なんだ?こいつら?
ベッキーも含めて、なんか”ズルイ”感じがするのは僕だけか?