「アイスコーヒーはどこまでアイスコーヒーなのか!?アイスコーヒーの限界に挑戦!」という検証企画があった。
これは、ある日、松っちゃんが喫茶店でアイスコーヒーを頼もうとして、間違って「ナイスコーヒー!」と言ってしまったのに、全く問題なくアイスコーヒーが来たことから生まれた企画。
事実、変装した山崎邦正が
「アイスモーヒー!」と言っても
「ナイスコーヒー!」と言っても
「マイスモーヒー!」と言っても、ちゃんとアイスコーヒーが出てきた。
さすがに
「たんす納品!」「あいつもいい!」「ハイソサエティ!」「アイアンヒーロー!」は失敗したが
「愛想笑い!」ではアイスオレが届き、
「コーヒーコーヒー!」「アツイコーヒー」ではホットコーヒーが届いた。
以前、テレビで聞いた話だが、人間は音が一つ聞き取れなかったり、違う音のように聞こえても
前後の音や、話の流れ、その場の状況などから音を補ったり、修正したりしながら理解する能力があるらしい。
例えば居酒屋で「えらまめ!」と聞こえたら、当然、店員は「枝豆」と受け取るし、「え○まめ!」と途中聞こえなくてもやっぱり「枝豆」と理解する。
人間の脳はそうやって足りない部分を補う力があるのだ。
とはいっても、先ほどの『ガキ使』の企画で、松っちゃんが「欧陽菲菲(オーヤンフィーフィー)」と言ってアイスコーヒーと理解させようとしたのには無理があったが。
(結局、何度言っても通じず、松っちゃんは苦し紛れに「オーヤンアイスコーヒー」と言って無理やりアイスコーヒーをGETした・・・)

さて、話は変わって、僕がいつものようにテレビをつけっぱなしでパソコンを打っていた時のことである。
僕は一人暮らしの寂しさを紛らわすため、基本、起きている時はずっとテレビをつけっぱなし。
パソコンの画面を見ながらだと、ほとんどテレビの音すら途切れ途切れにしか耳に入ってこないのだが、
ある時、テレビのほうから卑猥な言葉が聞こえたような気がして、そちらのほうに目を向けた。
するとテレビの画面は化粧品のCMが流れていて、その化粧品を使って若さと美しさを保っているのであろう、きれいな女性が映っていた。
おかしい・・・・
ここで、みなさまにもそのTVCMの動画を見てもらいたいのだが、できるだけ僕と同じ状況で聞くために
あまり集中しないで、何か別のことをしながらぼ~っと聞いてもらいたい。
では、どうぞ。
最初、日本語にも聞こえなかったのだが、僕には確か「くろ*ち*こ」と聞こえた。
人間の脳には、前後の音から意味を類推し、補う機能がある。
で、僕のスーパーコンピュータが出した答えは「黒いちんこ」
え?黒いちんこ?
おかしいおかしい。そんなわけはない。
もう一度頭の中で思い出してみる。
「くろべ」だったかな?「ち-こ」だったかな?
でも「くろべちーこ」じゃ意味がわかんないし・・・
じゃ、”黒ずんだちんこ”?
でも「黒ずんだちんこ」が「絶好調です!」なんて宣言するのもおかしいし。
「そちらは!どうですか!」なんて聞くのもねぇ・・・
ま、そりゃ絶好調ですけど・・・
どちらにしても化粧品のCMでそんなこと言うのはおかしい。
僕は彼女がなんと言ったのかどうしても知りたくなって、Koseの『LUXAGE』のサイトを見た。
そしてTVCMの動画を見て、納得した。
「なるほどね・・・・」
CMに出ていたのはモデルの黒田知永子さん。
で、彼女はCMの冒頭で自分の名前を叫んでいたのだ。
決して卑猥な言葉を叫んでいたわけではなかったのだ。
ま、そりゃそうだよな。
でも、僕、この人の名前、知らなかったし、
まさかCM冒頭で名前を叫ぶとは思っていなかったし、
そりゃ聞き取れなくても仕方ないよ。
ま、化粧品のCMで下ネタに理解する僕のコンピュータに問題があるんでしょうけど

ちなみに黒田知永子さん、1961年生まれの御年48歳だそうな。そりゃすごいわ・・・。