今朝、TBS「サンデージャポン」を見ていたら、ゲストに知らない人が出ていた。
だれだろう?
でも「胡桃」って名前、聞き覚えがあるな?
そう思ってネットで検索していたら、実は僕自身がブログで紹介していた人物だった。
う~む・・・僕も南田洋子さんみたいになってるのか?
この立花胡桃嬢、18歳から8年間、大宮・歌舞伎町・六本木とNo.1をキープしたカリスマ・キャバ嬢で、絶頂時は週給200万、月収も1千万近くもらっていたらしい。
また、現役時代は相当あくどいやり方で客から金をむしりとっていたらしく、破産した客も少なくないらしい。
この小説には客に何千万円も貢がせる手法はもちろん、妊娠・中絶、ドラック、整形、枕営業の実態まで書かれているそうだ。
もっとも、自身の経験に基づいたとはいっても”小説”なのである程度のフィクションはあるだろうが。
で、僕はこんな気分が悪くなりそうな本は読んでいないので、あくまでイメージだけでものを言うのだが、
この立花胡桃嬢
本の表紙から察するに、浜崎あゆみ似の魅力的なルックス、小悪魔的な目、ゴージャスな肢体
「ああ、これは騙されるよな」「こんな娘に言い寄られたら断れないよな」と思わずにはいられなかった。
で、今日、初めてテレビで生の立花胡桃嬢を見たとき、正直拍子抜けしてしまった。
「え?これがあの写真の人?」
実物は、びっくりするくらい”イケてない”のである。
顔は結構なおばさん顔だし、
体形は結構ふっくらしているし、
わざわざ強調している胸は弾力がなさそうに垂れている。
「これが伝説のキャバ嬢なの?これがカリスマなの?」
正直、ルックスだけならageha嬢のほうが数段ゴージャス
朝の番組に出演した立花胡桃嬢は、まさに「昼間のキャバ嬢」
薄暗い店内ではごまかせた容姿が、白日に晒された感じ
いや、きっついわ~
で、この立花胡桃嬢、現在の肩書きは「作家」らしい。
といっても、作品は今のところキャバクラ時代の暴露本(累計5万部ほどなので、スマッシュヒットと言ったところか?)だけ。
今後はエッセーなども書いていくと思うが、どうだろうか?
かつて故・飯島愛が自身の暗い過去を赤裸々に書いた『プラトニック・セックス』でミリオンセラー作家となった。
結構ハードな内容だったが、その後のケータイ小説の傾向から見ても
親の離婚、DV、ドラッグ、妊娠、中絶、彼氏の死、援交、AV出演、男騙し、犯罪、補導などなどは
結構若い女性には好まれるテーマのようだ。
だから、立花胡桃嬢の本も、ある程度支持されるだろう。
ただ、飯島愛のその後の雑誌コラム、テレビでのコメンテーターぶりを見ると、
彼女は本当に才能がある人だった。
たしかに、サンジャポのメンバーは個性が強い
その中に割って入るのは、芸能界に入ったばかりの立花胡桃には厳しいだろう。
しかし、立花は今日のトップニュースの一つ
「押尾学の初公判」において、
押尾学が見殺しにしたクラブの女性と知り合いだったそうだ。
ある意味、この事件に関してワイドショーの「最高の駒」である。
亡くなった知人女性がどんな人だったのか、押尾学のことをどう思っているのか、
多少、感情的になってもいいから、知人としてのコメントをぶつける絶好の機会であった。
亡くなった女性については「尽くすタイプ・・・。」
押尾被告については「なんかあったんじゃないですかね」(←ごめん、ここうろ覚え。でもとにかく当り障りないコメント)
なあ、あんた、今売り出し中の作家だろ?
もうちょっとなんかあるだろ?
知人が死んでショックでコメントができないなら、涙の一つも見せればいいし、
そもそもあんたは自称「悪魔」だろ?
だったらちょっとひねくれた視点でものを言ってみろよ!
なんてことを知ってしまうことに。
ハズカシー!
僕、みんなと同じことをしていた・・・
で、ネットで調べてみても、出てくるのは「本のこと」、「乳のこと」、「西川史子」とのケンカのことの3つのみ。
本のことは紹介記事、書評、インタビュー記事などが中心なのだが、正直、今日のテレビでのコメントぶりを見る限り、ある程度ゴーストライターに頼っているのかもしれない。
ま、この人の場合、波乱万丈の人生の中での事実を並べるだけでもインパクトがあるしね。
乳にことに関しては「すごい!」「大きい!」と大絶賛していたが、本当にそうか?
日本の芸能界には叶姉妹のようなお化けもいるし、
ほしのあき、相沢仁美といった美乳・巨乳が売りのキレイどころもいる。
僕が見る限りは、ちょっと太目のソープ嬢レベルなんですけど・・・
で、もう一つの「西川史子との確執」だが、今日見る限り、西川先生の圧勝である。
そもそも事件の発端は、前回、立花胡桃が初登場した際、VTRで西川先生のことをボロクソに言った挙句、
あいさつもしないで帰ってしまったとのことらしい。
まあ、西川先生がボロクソに言われるのはもはや定番中の定番だし、
『サンデージャポン』に来たゲストで「西川先生はもう終わっちゃってる。コメントもつまらない。だから私に西川先生の席を」という女性ゲストは意外に多い。
しかし、いずれもコメントやキャラで西川先生を超えることができなかった。
飯島愛の後を譲り受けたあの席、
以前は西川史子自身が熱望していた席だ。
飯島愛の急逝という形で継承することになったのだが、西川先生は見事期待に応えていると思う。
医師としての専門性を生かしたコメント
デーブを馬鹿にし、青木裕子にケンカを売る毒のあるコメント
そしてモテない、乳ない、イケてない、の「3ない」要素をいじられるキャラクター性
いじられて良し、虚勢を張って良し
なんだかんだ言って、西川先生は結構いろいろな引き出しを持っている。
西川先生は光ってしまう。
フジの『ホンネの殿堂!紳助にはわかるまい』、「人気アンケート」では連戦連敗。女として全く評価されていない西川先生だが
サンジャポ・レギュラー争いにおいては連戦連勝
タレントとして着実に評価を積み上げている。
立花胡桃はかつて、どの店にいってもナンバーワンになったカリスマ・キャバ嬢であった。
確かに、その世界では敵なしだったのかもしれない。
当然、芸能界でも自分の思うとおりになるだろうと思っているかもしれない。
彼女は今、「井の中の蛙 大海を知らず」を身にしみて感じている。
なお、芸能界の序列は指名の多い順ではないので、あいさつはきっちりしましょう。
シメられるよ・・・。