フジテレビ『ホンネの殿堂!!紳助にはわかるまいっ 秋の4時間スペシャル』を録画
今日、少しずつ見てみた。
現在、ちょうど秋の番組改変期とあってスペシャルものが多い。
今週のゴールデンタイムだけでも
9月21日(月)
「ものまねグランプリ~ザ・サバイバル~」
「いま聴きたいHEY!HEY!HEY!名曲スペシャル」
「たけしのTVタックル、どうなる!?ニッポン?政権交代でホントに変わる?怒りの鉄拳3時間スペシャル」
「ものまねグランプリ~ザ・サバイバル~」
「いま聴きたいHEY!HEY!HEY!名曲スペシャル」
「たけしのTVタックル、どうなる!?ニッポン?政権交代でホントに変わる?怒りの鉄拳3時間スペシャル」
9月24日(木)
「史上最強メガヒットカラオケベスト100 完璧に歌って1000万円」
「奇跡体験!アンビリーバボー 最強!見たことない!!衝撃映像55連発スペシャル」
「ダウンタウンDX 秋の3時間スペシャル」
「史上最強メガヒットカラオケベスト100 完璧に歌って1000万円」
「奇跡体験!アンビリーバボー 最強!見たことない!!衝撃映像55連発スペシャル」
「ダウンタウンDX 秋の3時間スペシャル」
ふ~、もう書き出すだけでおなかいっぱい!
テレビ好きの僕も、さすがにこれだけあると嫌になる。
そもそも、スペシャルモノは当たり外れが大きいし、何よりも時間がもったいない。
スペシャルモノは2時間に統一してほしい。
いくら「スペシャル」と銘打ったって、このご時勢、3時間テレビに視聴者を釘付けにするのは難しい。
社会人はもちろん、学生でも3時間テレビの前に座ることは珍しいだろう。
宿題だってあるだろうし、ゲームだってしたいだろうし・・・・
そこへきて、フジテレビは『ホンネの殿堂!!紳助にはわかるまいっ 秋の4時間スペシャル』である。
4時間番組なんて、考えられない!
視聴者の現状を知らないのか、それともよっぽど自信があるのか・・・
(ま、DVDに録画して見た僕が言うのもなんなのだが・・・)
(ま、DVDに録画して見た僕が言うのもなんなのだが・・・)
で、肝心の中身なのだが、
もう「紳助さんでおなかいっぱい!」
これに尽きる。
この番組は、街角のインタビュー結果を元に
”独身女性に聞く、浮気したら「シラを切りとおしてほしい」VS「全部ぶっちゃけてほしい」”
”大学生男子にとって、30代、40代前半、40代後半、50代の女性タレントは女としてセーフかアウトか”
”40代主婦が選ぶ、一流芸能人と二流芸能人の境目は?”
”大阪の小学生が選ぶ、面白くない芸人勝ち抜き戦”
などなどの結果を発表する番組である。
正直、びっくりするくらい『ロンドンハーツ 格付けし合う女たち』に似ている。
一般視聴者にとって、自分達はどう評価されているのか
芸人や女性タレント達はその結果をドキドキしながら見たり、お互いにけなし合いながら見たりするのが売りだ。
今回はスペシャルということで
たくさんのゲストが登場。
舌戦を繰り広げた・・・・・・・・・・・・・ところもあった。
アンケートの結果が出ると、「おかしいよ~!」と叫ぶ芸人
すかさず紳助のフォロー!
好感度調査に自信満々で出てくる芸人に
間髪いれず紳助のトラッシュ・トーク!
芸人同士がののしり合いを始めると
すぐに間に入って火に油!
とにかく、芸人の発言の全てに紳助がコメントをプラスする形。
全てが紳助経由で会話が進められ、
全てのオチが紳助の突っ込みで終わるという形。
なんか、たくさんの芸能人が紳助さんを取り囲んで、中心にいる紳助さんにパスを出し合っている感じ。
芸能人同士のパスなどほとんどない。
芸人は自分で笑いを取ることすら放棄し、紳助さんにいじられることを尻尾を振って待っている感じ
しかも、紳助さんのコメントに対しては、だれも対抗できない。
それは紳助さんの話術、論理性、言い切り口調、芸能界における力、全てがかさなって、できた特別な関係である。
「あなたたちは男の気持ちをわかっていない!」と紳助に言われたらぐうの音も出ないし
「ほんならお前らに深~い話したろか?」と言われたらみんな静かにお説拝聴である。
「出川!お前は立ち食いそばの安っいうどんや!一流と言われたら(逆に)終わりや!」と言われれば出川哲郎は感激し、感謝し、周りの芸人も「うわぁ~」っと感動し、紳助さんに尊敬のまなざしを向ける。
とにかく、紳助、紳助、紳助なのである。
バーベキューの串でいったら、「肉・肉・野菜・肉・野菜」
お肉が紳助、あとはカス
もう、紳助だらけでおなかいっぱい。
本当に紳助さんは今、我が世の春を謳歌している・・・・・・。
でも、やっぱりなんだかんだ言って、番組はおもしろかったんだ・・・・・・やだやだ・・・・・・