10月27日(木)のTBS『リンカーン』の企画はちょっとおもしろかった。
それは、さあぁ~ず大竹が持ち込んだ「長男VS次男 本気バトル」
世間一般では「長男はダメな子が多く、次男は着実に成功し、末っ子は才能豊かで一番伸びる」と言われている(らしい)
しかしさまぁず大竹は「次男が優秀だってのは認めます。ただ、ある分野においては長男の方がより優れている部分がある。」と主張。
大竹いわく長男は「しっかり者で危機管理能力に優れて」おり、「リーダーシップと責任感」があり、さらに「我慢強い」という。
そして次男は「甘えん坊」「無責任」「いくじなし」「だらしない」という特徴を挙げる。
もちろん、長男チームが勝ったからといって、長男の方が優れているわけではないし、
本当ならそれぞれ、本当の肉親の兄弟と対決してみないことには、長男VS次男の対決にはならない。
まあ、バラエティ番組だから、科学的な根拠は抜きに、対決ゲームをするための単なる口実であることはわかっている。
が、この「次男最強説」というきっかけだけはちょっと考えさせられる、おもしろいアイディアだった。
確かに、北野大・北野たけし兄弟、
次男の方が優秀でお兄ちゃん形無し、なんて例はよくある。
実は僕も次男なのである。
わが家は男三人兄弟で、僕は真ん中
で、やっぱりわが家も次男が最強(だと僕は思っている)
次男である僕は兄弟の中でもっとも頭が良く、学歴が高く、経歴が華やかで、美貌に優れている(と思っている)
兄はコメディアンを目指して夢破れ、小学校の教師を目指して夢破れ、家業をついでは家つぶれ、今はなんとか勤め人となって、ギリギリの生活を送っている。
弟は(兄の僕から見て)背が高く、顔もまあかわいく、バレー部のエースで人気があったが、「甘えん坊」で「無責任」で「だらしない」という面もあった。
(大竹が言う次男の特徴は、「末っ子」の特徴だと思う)
そして次男である僕は、長男・三男のバカ騒ぎを、少し距離を置いてみつめ、
クールに孤独と静謐を好む天才タイプであった。
これを思うと、確かに「次男最強説」ってのも、あながちデタラメじゃないかもしれないな。
ちなみに、我が家の両親が現在抱えているもっとも大きな悩みは
次男の就職問題と結婚問題である。
長男も三男も所帯を持ち、定職に就いて安定した生活を送っているが、次男である僕はそのどちらも持ち合わせていない。
これまで海外派遣などのお仕事をし、一時はプール付のコンドミニアムに暮らしたこともあったが、
現在6畳一間のアパート暮らし
婚活もせずに、休日はパソコンの前でコツコツブログを書いている体たらく
でも多分大丈夫。
次男は最強だから!
根拠はないけどね。