先日、テレビを見てて「あ~、こりゃネットで叩かれるな」と思った事例が2件あった。
そして今も現在進行形で賛否両論で意見が分かれているのが
僕はちょうどそれらの番組を見ていたのだが、やはりすぐに「あ、これ、まずいな」と感じ、その後のネットの動向を伺っていた。
益若つばさは「十代の時に元旦那と知り合って以来、他の男を知らない。潔癖症で、芸人などにも触られるのは嫌だ。先日Bigbangのコンサートの後、楽屋に呼んでもらって、メンバーと写真を撮ったが、メンバーの一人に肩を抱かれて、正直すごく嫌だった」と発言。
スタジオにはBigbangの他のメンバーもいて、苦笑いをしながら「すみません」と謝っていたが、
やっぱり「そんなこと言わなくてもいいのに・・・」と感じずにはいられなかった。
益若が叩かれた理由は、
1 相手がBigbangという女性ファンを多く抱えるグループの中でも、クールでカッコいいイメージのメンバーだった
2 相手に悪気はなく、コンサートに来てくれた益若に対しての、あくまでサービスだった。
3 その場にいない相手への毒だった
4 益若自体がバツイチ子持ちで、不倫スキャンダルもあり、カマトトぶるには無理がある
5 益若とBigbangの差
あたりにあると思う。
ま、益若を叩く人は「お前ごときビッチがなにBigbang バカにしてくれてんねん!」といいたいようだ。
自分より格上の相手に噛みついてしまった。
今回の益若もそういう感じなのだろう。
んで、益若もこりゃまずいと思ったのか、放送前に自分のブログに「けっこう冗談なんで・・・気を悪くしたらごめんなさい」と伏線を張ったのだが、やっぱり放送後、ブログには批判が大量に書き込まれたようで、2回にわたってBigbangファンに対し謝罪の言葉を載せている。
もう一人は、小籔千豊である。
『アメトーーーク』の”カメラかじってる芸人”に登場し、
自分以外のメンバーを見下し、コケにし、批判をし続けた。(一人だけ例外もいたが)
メンバーの中では一番カメラのキャリアも長く、技術、知識も突出していたので、リーダーになるのはしかたないのだが
見ていて「ギスギス感」はハンパなかった。
カメラをかじっている芸人が、自慢のカメラや写真を披露すれば
「カスの写真」「技術はない。褒めるべきはカメラ」「いきがるな」「引っ込んでろ、黙っとけ」
「女が撮るのは犬、空、カプチーノ、小さいサボテンくらい。もっと大事な人を撮れ!」と一刀両断。
中でも、品川裕に対するダメ出しは陰湿かつ しつこかった。
テレビを見ていて、「なんか嫌な感じだな」と思わずにはいられなかった。
社内で、ダメな後輩がねちっこい上司の説教を何時間も喰らっている感じなのだが、
正直、「そんなのここでやるなよ。二人でどっか行けよ」「空気悪くなるんだよ」と思う。
んで番組終了後、「他の人はどんなふうに思ったんだろう?」と思ってネットで調べてみたら
案の定、賛否両論
「小籔、よくやった」「小籔だけおもしろい」という声と
「不愉快。何様だ?」「何を撮ろうが勝手だろうが?」という声が。
SKEのメンバーが「写真は何を撮ってもいいはず。テレビを見た人は間違えないで」と言えば
ネチズンが「バラエティをマジで受け取る情弱wwww」と小ばかにし
同番組に出演していたゆうきロックが「スタジオが殺伐としていた」と言えば
またネチズンが「あれが笑いとわからないようならお笑いやめろ」とまた叩く
特に小籔を批判しているのはスマホやケータイでかわいいものを撮りためてる女子(つまり、小籔に痛いところを突かれた人たち)や
『アメトーーーク』のアットホームな雰囲気が好きな人たちが多いようだ。
一方、小籔を擁護する派は、小籔の芸風がもともと好きな人か、アンチ品川、人が人をいびってるのを観るのが好きな特殊な趣味の方、もしくは”俺、お笑いわかってるぜ”と言いたい人などなど・・・
ま、賛成にしろ反対にしろ、話題に上ったのだから成功!という考えもあるが
僕は小籔が出る「カメラかじってる芸人」はもうコリゴリ。
小籔以外の出演芸人、観覧客、視聴者があのギスギスした雰囲気に違和感を覚え、ネットで話題にしているのだから、小籔のいびりは笑いにつながる以外に不快感を与えてしまったのは事実だ。
んで、益若と小籔に共通するのは
「ウケると思って毒を吐いたら、周りの反応が自分の思っていた反応と違っていた」ということだ。
こういうことはよくあるのだが、ネットが普及して以来、さらに増えた気がする。
ま、僕は別にどちらのファンでもないので、二人が叩かれようが構わないのだが
僕も時々調子に乗りすぎて、ブログを読んだ方に怒られたりしており、
座右の銘を「口は災いの元」にしているので、今回のことも
と思った次第である。
くわばらくわばらくわばたおはら