俺よ、男前たれ

おもしろきこともなき世をおもしろく

乳首が感じるの・・・

タイトルに騙されて来られた方。

すんません。おっさんのブログです。



さて、最近、つとに体脂肪が増えたオイラはすぐ汗をかいてしまう。

芋洗坂係長、とまではいかないけど、極度の暑がりだ。

特に朝、駅まで歩いて満員電車に乗る。

もう脇汗ぐっちょりっす。

なるべく他の人と接触したくはないのだが、満員電車ではそうもいかない。

そこでオイラは先週から一足早く、衣替えを決行。

スーツ姿のサラリーマンの中で、一人Yシャツ姿は恥ずかしくもあるが、暑さにはかえられない。


こうしてオイラは夏を先取り、一人Yシャツ姿で電車に乗り込むのであった。

電車の中は今日も満員御礼。

周りのスーツ姿のサラリーマンがむさくるしい。

特にオイラの目の前の禿げたおっさんなんか、なんとか周りと密着すまいともがいている。

まったく迷惑なおっさんだ。

電車は通勤特別快速。30分は止まらない。目の前のおっさんはこれから30分ももがくつもりだろうか。

おっさんは側面を俺に向ける形で立って、もがいているのだが、しばらくすると妙な感覚に襲われた。

おっさんのスーツの肩が、オイラの乳首を擦っているのだ。

もちろん、故意ではない。が、しかしムカつく。

だってちょっと気持ちいいんだもん。

こら、親父、もがくな。

俺様の乳首が擦れるじゃねーか。

この俺様が、禿げたおっさんに感じるわけにはいかぬのだ。

ん~、むふぅ~、むふぃ~、くぅ~

今日はスーツ着てないし、Yシャツだけだから余計感じやすくなっとる・・・


「しんじゅく~、しんじゅくで~す。」

ドアが開き、雪崩のように乗客が流れ出ていく。

おっさんは何事もなかったように、むしろ外気に触れていきいきと階段を滑り落ちていく。

精神的にレイプされたオイラを残して・・・