「平成22年お年玉付年賀ハガキ」のＣＭが始まった。
早いな～～。もう年賀状か？
もう11月だもんな・・・・。
このお年玉付年賀ハガキのＣＭは平成19年からスタート
最近はメールによって年始のあいさつを済ます人が増えたため、年賀状の売り上げは年々減っていった。
民営化した郵政事業株式会社も何かせねばならない、ということで嵐のメンバーを使って年賀ハガキのＣＭを作り始めた。
みなさんのうちにも届いたと思うが、妙に斜に構えた櫻井君の写真付年賀ハガキが全国の家庭に届けられた。
もう「年始のあいさつ」なんだか「映画の宣伝」なんだがわからないハガキで、「これって逆にイメージダウンしてね？」と思ったっけな。
そもそも、昨年末は櫻井君がイメージキャラクターをしていることすら気づいていなかった僕だが、
今年の小栗旬君のＣＭ
あれ、なかなかいいじゃない！
～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～
オフィスのデスクでせわしなく書類を整理し、やっと帰宅準備が整った小栗旬
すると後輩が近づいて来て、「先輩・・・あの・・・住所、聞いていいですか？」と声をかける。
不思議そうに「なんで？」と聞き返すと、後輩はちょっとためらいながら「あ、いや、年賀状・・・・」
すると小栗は一瞬「あ・・・」と目を泳がせた後、
ちょっと照れたような、笑顔をかみ殺すような顔になり
「あ、じゃ、俺にも教えてよ」と後輩の住所を聞くことに
ちょっとうれしそうな小栗旬
テロップ「年賀状。初めて出す人が多い年は、きっといい年です」
そして郵便局にて
小栗「年賀ハガキください」
局員「何枚ですか？」
小栗「何枚にしようかな・・・」
一枚のつもりだったが、今年は頑張って何枚か年賀状を出してみようと考える小栗旬であった・・・
～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～
やっぱ、あれだね。
小栗旬は役作りが巧いな。
悔しいけど、なんか小栗旬、いい感じだ。
最近、ＣＭの中でもアイドルがサラリーマン役をやってたりして、「ありえね～」って思うことも多いのだが、
小栗旬のサラリーマンは、なんか・・・・・・・・・・アリだ。
ちょっとダサい感じの髪型が妙にリアル。
ちょっとすぼんだ感じの顔が、造形美の優れた美男子ではないんだけど、さっぱりしていていい。
このぐらいの顔なら、オフィスにいても不自然ではない。
そして着なれた感じのスーツ姿がまたいい！
入社３～５年くらいのオシャレなビジネスマン、といった感じだ。
で、後輩に「あ、いや、年賀状・・・」と言われたときの、複雑な表情がいいね！
基本、うれしいんだけど、ちょっとむずがゆいような・・・
そんで僕だったらその後、「いいよ、年賀状なんて」かと「今年、喪中なんだ」とかいって笑ってごまかしちゃうところを、
小栗旬は「じゃ、俺にも住所教えてよ！」って・・・・・・・・・・・・なかなか言えないセリフだよ。
僕だったら、仮に住所を教えたとしても、後輩の住所なんて聞かないもん。
後輩の年賀状が届いてから返事書けばいいやって、横柄に構えちゃうもん
先輩のほうから「俺にも住所教えてよ！」って、どんだけ爽やかなんだよ小栗旬！
一瞬、視線を落とした後に、笑顔で後輩の顔を二度見するとこなんて、ニクいね。演技が。
ほんとにＢぐらいまでだったら許しちゃいそうだよ。
その後の郵便局の窓口で年賀状を買う姿もまた自然でいいね。
そして何枚買うか聞かれたあとの”必殺の照れ笑い”
うわ～、僕が女だったら確実に落ちるな・・・。
「年賀状。初めて出す人が多い年は、きっといい年です。」
ちなみに僕は、ここ数年、年賀状を出していません。
正月に数枚、年賀ハガキが届くと、その度にコンビニに行ってハガキを買い、返事を書く感じ。
大学卒業以来、毎年ハガキをくれる人だっているのに、全く失礼な話だ。
しかもそいつは、毎年毎年「結婚した」「子どもができた」「新居を買った」「二人目ができた」と
着実に人生を歩んでいる報告をしてくる。
いつも子どもの写真が載った年賀ハガキを送ってくるのだが、それをなぜか僕の母親がいつも楽しみにしている・・・・。
ま、来年も初めて年賀状を出す人もいないので、きっといい年にはならないでしょうが、
それでも・・・・・・・
僕はせめて小栗旬からの年賀状が来ることを待ってるぞ～～～！！！
榮倉奈々ちゃんも待ってるよ～～
寺尾聡からは別に要らない
