俺よ、男前たれ

おもしろきこともなき世をおもしろく

吉田食堂のロングソフトクリーム

『オモウマイ店』(中京テレビ)がまたやってくれた。

今回は「ロングソフトクリーム~真夏扁~」と題し、ソフトクリームを食べる姿だけで1時間!!しかもこれがすこぶる面白く、感慨深かったのだ。

 

今年の夏・・・ソフトクリーム食べなかったな・・・

来年の夏には息子に食わせてやりたいな・・・「吉田食堂」のソフトクリーム

【オモウマい店】 次回予告(2021年8月31日放送予定) - YouTube

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『オモウマイ店』に吉田食堂が紹介されたのが今年の6月(撮影は5月)。14段のロングソフトクリーム(130円)にお客さんが格闘する姿が話題を呼び、遠方からも噂のソフトクリームを食べに人が集まるようになり、放送後に行列ができるようになったという。

そして7月の終わりに中京テレビが再び取材に訪れたところ、夏休みとあってお客さんはさらに増えていた。延べ500人以上のソフトクリームを食べる姿を撮影し、その様子を1時間延々と放送。中には一人の少年がアイスクリームを食べ終わるまで5分も使って流したりしていたのだが、MCのヒロミさんや小峠さんもその構成がおかしかったらしく「Youtuberだったらカットしてるよ」と大笑い。

スタジオゲストのパンサー向井君もみちょぱも素人がアイスクリームを食べる姿を長尺で流すだけの番組作りに最初は「え?これだけ?」という感じで驚いていたが、終わってみればあっという間。今のバラエティ番組の真逆を行く中京テレビの番組構成に僕もくぎ付けだった。本来Youtubeでもテレビでも「いかにチャンネルを変えられないか」が勝負で、見ている人を退屈させないようにどんどん展開させるのが今のバラエティの主流なのだが、中京テレビはそういう流行に安易に乗らないのが実にいい(ちなみに妻と息子は途中で飽きてしまったようで、最後まで見ていたのは僕だけだったのだが)。

 

それにしてもあの、ソフトクリームと格闘する姿って・・・いいよね。

「ロングソフトクリーム~真夏扁~」というだけあって、ソフトクリームは炎天下の下でどんどん溶けて垂れていく。しかし14段のロングソフトはなかなか減らず、手はベトベト、地面は白い斑点、もはや手や服を汚さずに食べるのは不可能な状態。模範的テレビ視聴者の僕は「あ~あ、早く食べないと倒れちゃうよ!コーンは後で!早く食べなきゃ!ちゃんと持って!アイス見て!」とドキドキしながらその姿を見守る。なんで他人の子のソフトクリームを食べる姿にこんなに夢中になっているのか、自分でも不思議なのだがなぜかのめり込んでしまう。

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テレビを見ている親は「あんな小さな子じゃ食べきれないんだから兄妹で半分に分ければいいのに・・・」と思う。

が、大体の子どもは「大丈夫!1本食べられる!」と親に宣言をする。その気持ち、わからなくもない・・・。テレビで観たあのでかいソフトクリームを食べにわざわざ家族で車に乗って遠征してきたのに、半分のソフトクリームを渡されてもテンション爆落ち。やはりあのでかいソフトクリームを持ちたい!子供がそう考えるのは当然だ。

それは親も同じ。今年も行楽を制限され、夏の思い出作りにわざわざやってきた福井県の吉田食堂なのだ。やはりテレビで観たあのでかいソフトクリームを持つ我が子を写真に撮って残さねばと思うだろう。

そして案の定、子供は手も服も靴も地面もソフトクリームだらけにしてしまう。車で遠方から来た親御さんは着替えを持ってきているだろうか?お手拭きを持ってきているだろうか。ピカピカのファミリーカーをベトベトにされていないだろうかと心配になる。が、それよりも子供が夢中でソフトクリームを頬張る姿が愛おしいのだろう。それにしても顔中クリームだらけで全身べとべとになっているってのに、なんであんなに癒されるんだろう?普段子供が食べ物をこぼしたり手を汚したりしたら腹が立つのに、夏休みに吉田食堂の前でソフトクリームまみれになっている子を見ると、どこか懐かしく、とてつもなく愛おしい。BGMの「少年時代」(井上陽水)がまた泣かせる。うちの子がはしゃぎながらソフトクリームでベトベトになっていても、なんとなくあの場面なら許せる気がする。

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しかもあのソフトクリームは大人も童心に還らせてしまう。

大人の男性もソフトクリームが大好き。正直、サーティーワンアイスクリームやハーゲンダッツより、シンプルなソフトクリームが好き。でも大人になるとソフトクリームを頬張る機会は極端に少なくなる。解けないうちに焦ってソフトクリームを食べる姿はちょっと沽券に関わる。

ただせっかく吉田食堂まで来たのだから、1本食べたいよな。

番組では奥さんと仲良く、交互にソフトクリームにかぶりつくベテランカップルや、家族が食事を終わって帰ろうとしているのにラーメンスープで時々口の中を温めつつ、ソフトクリームと嬉しそうに格闘するお父さんの姿が映し出されていた。

いいな、俺も食べたいな。「今年の夏、最高の思い出」と言い放つ子供もいたが、吉田食堂のロングソフトは”旨そう”を超えた価値がある。人をつなぎ、童心に帰らせ、子供に優しくなれる。しかも130円!店主曰く「2年前に30円値上げしちゃったから申し訳ない」という。つまり2年前まであれを100円で提供していたのだ。頭が下がる。

 

それにしても今回ソフトクリームだけで1回分の放送を決断した中京テレビ(日本テレビ系)、そしてそのロングソフトクリームを提供する吉田食堂にアッバレ!!

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キュンとしたラブソング

『関ジャム完全燃SHOW』(テレビ朝日系)8月29日のテーマは「プロがまじめに選んだ”キュンとしたラブソング”特集」

ゴールデンボンバー鬼龍院翔、TempalayのAAAMYYY、シンガーソングライターの草野華余子らが自身の恋愛経験を重ね「キュンとしたラブソング」として宇多田ヒカルの「First Love」、スピッツの「渚」、あいみょんの「君はロックを聴かない」、DreamsComeTrueの「大坂Lover]「やさしいキスをして」などを紹介。それ以外にもGO!GO!7188チャットモンチーRADWIMPSなども紹介されたが、おじさんである僕はいまいちわからず。

ということで、昭和のおじさんが昔「キュンとしたラブソング」の話。

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広末涼子:「MajiでKoiする5秒前」「大スキ!」

そもそも”キュンとする”という定義がなかなか難しく、『関ジャム~』のゲスト陣も「”キュン”をあまり意識せずに思い出の恋愛ソングを選んでしまった」と言っていたな。もうすぐ50になる僕も「”キュン”ってどんな感覚だっけ?」と忘れかけていたが、広末涼子さんのデビュー曲「MajiでKoiする5秒前」('97)を聴いた時の感覚はそれに近かったと思う。とにかくこの曲は”気恥ずかしい”。なんでかわからないけど、この曲を聴くと恥ずかしくなる。当時テレビで歌っている姿をまともに観れなかった。まともに観てしまうとにやけてしまうし、画面の向こうの広末さんとちゃんと目を合わせられなかった。なんだろう?この感覚は?「ちょっとやめてよ!恥ずかしいじゃん」と勝手に照れてしまう。それくらい当時の広末さんの破壊力はすさまじかった。決して歌が上手なわけではないのだが、それがアーティストっぽくなくて実にいい!はじけるように歌う姿がたまらなくいい。Majiで広末さんにKoiしないように自分を抑えるのに精いっぱいだったな。

ちなみに僕が大学生の時、サークルの後輩が広末さんのセカンドシングル「大スキ!」を歌ったんだが、この曲もまあ聴いている人を赤面させる曲だった。普段は杜撰(ずさん)な感じ、今でいう納言の薄幸さんみたいなルックスの後輩がこの曲を見事に歌いこなしてたのが今も記憶に残っている。その時も気恥ずかしかったな。別に自分に向けて歌ったわけでもないのに、この曲を歌うってことが僕はもうダメ。 「ちょっと待ってよぉ~、そんなストレートな歌、聴いてる方が恥ずかしいわあ」とニヤニヤしてしまう。広末さんもこの曲を歌う時、ちょっと恥ずかしいのか視線は上に下に右に左に、ちょっとにやけながら照れながら歌うのだが、これがもう強烈。それくらい広末最強。僕にとっての「キュンとしたラブソング」の1つと言っていいと思う。

MajiでKoiする5秒前 - YouTube

Ryoko Hirosue Daisuki live + talk 慮湖広末 大好き - YouTube

(PVよりもスタジオ収録のほうが破壊力があったな)

 

②うしろ指さされ組:「渚の『・・・・・』」「うしろゆびさされ組

もう何十年ぶりかにYoutubeでこの曲を聴いてみて、甘酸っぱさにゲロ吐きそう…。wikipediaで調べてうしろゆびさされ組の二人が僕より5つ上の50代って知って涙が出そう…。

当時12~13歳だった僕は兄貴と一緒に「夕焼けニャンニャン」(フジテレビ系)を毎日見ていて、自然におニャン子クラブとんねるずのファンになっていくんだけど、特にこの”うしろゆびさされ組”の二人が大好きだった。思春期の僕はもう毎日毎日悶々としてたな。ゆうゆの可愛さ、高井麻巳子さんの可憐さに毎日打ちひしがれて、何かしてやりたいんだけど田舎の中坊には何もできなくて・・・とにかくたまらんかったな。

んで今、Youtubeで見てみると、まあ歌は下手だし踊りは素人。令和の若者が見たら鼻で笑うような代物。なんであんなに熱狂したんだろうとちょっと不思議に思うが、おニャン子クラブおよび夕焼けニャンニャン自体「近所のお姉さん」や「ちょっと気になる同級生」が「放課後の部活感覚」で出ていたものだった。それがまた「手が届きそう」な感じ、素人の擦れていない感じがしてたまらんかった(このぎこちない感じはTikTok慣れした令和の若者には逆に出せないのではないか)。そしてそうした思春期の学生を刺激するかのように「バナナの涙」とか「象さんのスキャンティ」とか暗喩の効いた曲を出していた。「キュンとした」というか、「ズキンとした、ムズムズしたラブソング」・・・だったような気がする。

うしろゆびさされ組 - 渚の「・・・・・」(live) - YouTube

うしろゆびさされ組Withおニャン子クラブ うしろゆびさされ組(1985年) - YouTube

 

椎名林檎:「正しい街」「ここでキスして」

椎名林檎さんのファーストアルバム『無罪モラトリアム』に収録されている曲なんだけど、当時東南アジアの怪しい露店で違法にコピーされていたのを旅行先で見つけて買ったんだよな。ご丁寧に歌詞カードもMVのVCD(Video CD)もついてたのでお得感万歳だった。で、この曲の主人公の女性がまあ健気でいいんだ。「正しい街」は椎名林檎さんが18歳の頃に作った曲で、上京するために福岡で元カレと別れた時の心情を元に作られたらしい。

でもこの曲の中で男は「冷たいアスファルトに額をこすらせて期待外れのアタシを責めた」っていうのだからなかなかのクズっぷりだ。なのに歌詞は「さよならを告げたあの唇が一年後、どういう気持ちで今アタシにキスをしてくれたのかな」と続くのである。自分に暴力を振って去った最低男が1年後にまた帰ってきたのを喜ぶバカ女。これ以上は曲を聴いてほしいのだが、とにかくこの女は狂気!重い!だけどいじらしい!

当時も全くモテなかった僕は「これくらい誰かに愛されてみたい」「俺だったらあんなひどいことしないのに!」なんて思いながら椎名林檎さんの曲に「キュン」としていた。

正しい街 Tadashii Machi - 椎名林檎 Sheena Ringo(JP/KR/EN字幕) LIVE - YouTube

「ここでキスして」も最高にいじらしかったけど、何よりカッコ良かったな。

アナーキーって何よ?シドウシャスって何よ?!

でもいい!とにかくいい!

あの巻き舌。あの低音と高音の高低差!そして英語パート。決して流暢な発音じゃないのにカッコイイんだ。”これぞジャパングリッシュ!”って感じでクールなんだ。

そんでやっぱりモテない僕は悶々としちゃうんだ。こんな事言われてみてぇ!

こんな一途に惚れられてみてぇ!キスしてって言われてみてぇ!

この場合は舌は入れてもいいのかーい!

椎名林檎 - ここでキスして。 - YouTube

 

ということで、おじさんが昔「キュンとしたラブソング」でした。

ブログ書いててもキュンとしたよ・・・

飄々と生きる難しさ

サラリーマンの平均年収が430万円程と言われている中、Youtuberのはじめしゃちょー(28)は3億円の自宅を購入し、モデルの藤田ニコルさん(23)は700万円のベンツ(予算は2000万)を購入。

今年48歳の僕は心穏やかではない。孔子論語の中で「40にして惑わず」と言っていたが、僕は金持ちの20代インフルエンサーに惑いっぱなし。

世界一受けたい授業』(日本テレビ系)にて所ジョージさんは「人生の楽しみ方」として「失敗を乗り越え、楽しむこと」「つまらないと思うことをやってみる(と面白いことの入り口が見つかる)」「自分を大したものだと思わないこと」を挙げていた。

今年48歳の僕はいつも失敗を悔やみ、くじけ、失敗しないようにつまらない人生を送り、それでも「俺はいつかは大成する漢」と信じてきた。が実際は死ぬほど努力している20代の成功者を僻み、妬み、落ち込む毎日だ。

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僕は大学を卒業してフリーターになったので、藤田ニコルさんと同じ歳の時にはギリギリの生活だった。

その後見つけた仕事を2年でやめたので、はじめしゃちょーと同じ歳の時には9か月ほどニートをしていた。

藤田ニコルさんはそれこそ中学生くらいの時から他のモデルと差別化を図るために悩み、工夫をして人気モデルとなり、その後もネットで中傷を受けながらも芸能界でちゃんと評価をされ、今の成功を手に入れた。そして今も努力を続けている。

はじめしゃちょーも早くからYoutubeの世界に身を投じ、自らひねり出したアイディアを毎日毎日形にしてきた。そしてこれまた何度もネットで中傷を浴びたりストーカーのような人たちから逃れながら動画のアップを続けて登録者数、動画再生数を増やしてきた。

彼らが身を削るような思いで働いた結果富を築き、そのお金で高価なものを買ったところで批判される正当な理由など全くないし、SNSの中傷コメントに怒りを覚えるのもしごくもっともだ。

ただ世の中、成功した人を素直に称えられる人ばかりではない。

僕が「家買いました!」「車買いました!」という若い成功者に「イラっ」とするのは完全な嫉妬。理不尽なジェラシー。そしてネットに悪口を書き込む人もきっとそう。

もちろん自分が下衆なことは百も承知だが、他人の成功が悔しくていてもたってもいられなくなるのは人の性。成功者を恨み、神を恨み、親を恨み、自分の不運と才能の無さを恨み、自分の努力不足には目をつぶるのは成功しなかった多くの人の自然な反応なのだ。(だからといって中傷コメントを書き込む正当性にはならないけれど。)

 

ただ20代、30代ならともなく、僕はもうすぐ50になろうとしているのだ。中傷コメントは書き込んだことはないけれど、成功した若い人に嫉妬するのはさすがに情けないと自分でも思う。大人の余裕で受け流すとか、「若いのに大したもんだ」と認めてあげるとか、「俺は家族と過ごす些細な幸せがあれば十分だ」と気にも留めないとか、そういうふうになっていないといけない。

だから所ジョージんさんの「人生の楽しみ方」を身に付けなければならない。

「俺はこういうことができると思った時点でそれが悩みになる」

「(俺は)できない、でスタートすればいい」「どうせうまくいかない、でいい」

「自分の思うように色々なことが動くのが幸せだと思ってしまうが、みんなが楽しいのが一番幸せ(と考えよ)」

 

そうだな。僕のブログもいつかバズるんじゃと思った時点で苦しくなる。その日は来ない、でも自分が楽しいから続ける、でいい。

”自分はできない”でスタートして、”やっぱりできない”と思いながら走り続け、”ほらね、やっぱりできなかった”と死んでいこう。

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って、できるかぁ~!!

あんたできる人で成功者だろぉがぁ!

”ハイトーンボーカルの世界” 80年代扁

マツコの知らない世界』(TBS系)の前回のテーマはマツコの知らない”ハイトーンボーカルの世界”。歌手の平原綾香さんが愛してやまない(男性)ハイトーンボイスの魅力を徹底解説した。

ただ1984年生まれの平原さんは僕より約一回り違うので、お好みのハイトーンボーカルはやや若め。

そこで今回は1973年生まれの僕が衝撃を受けたハイトーンボーカルをご紹介したい。

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ちなみに『マツコの~』において平原さんは「最近、ハイトーンボーカルが増えた」として、好みのハイトーンボーカルを紹介。小田和正さだまさし、小野正利、B’zといったベテランから、ゴスペラーズ平井堅、K、クリスハートなどの中堅、さらには秦基博Official髭男dismの藤原聡、One O’clockのTAKAといった新鋭などを挙げていた。

もちろん彼らはかなり高音を出すことができるのだが、歌が上手いと言われるアーティストは大概広い音域を持っているし、平原さんが推す玉置浩二さんやエレファントカシマシ宮本浩次さんぐらいになると(もちろん高音は出るが)もはやハイトーンのイメージがない。

まあ番組内でマツコさんも言っていたが平原さんはちょっと恋愛妄想癖がありすぎる”ヤベェ女”みたいなので、歌が上手い男性がとにかく好きなんだと思う。

 

ちなみに’73年生まれの僕が”ハイトーンボーカル”と聞いて最初に思いつくのはやはりクリスタルキングの田中昌之さん。代表曲「大都会」や「愛を取り戻せ」などで見事な高音を披露していた。ただ正直僕がその声を初めて聴いた時にはすでに「クリスタルキングの”大都会”=声が高い」というのが世間の一般常識となっており、「大都会」が歌えるというのはもはや高い声が出せる人の一発芸に近かった。だから田中さんのボーカルを聴いて驚いたというより、栗貫こと栗田貫一さんが『ものまね王座決定戦』で歌った時の方が驚いた。

 

では僕が最初にその声を聴いて驚いたハイトーンボーカリストはだれか。

それは何と言ってもこの人である。

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アルフィーは1983年にリリースした16枚目のシングル「メリーアン」で『ザ・ベストテン』(TBS系)に初登場。当時の小学生は「メリーさん?」とベタにボケつつ、その覚えやすいメロディーを口ずさんでいた。次のシングル「星空のディスタンス」で小学生だった僕も「桜井さんの歌はカッコイイ!渋い!」とわかるようになり、僕の中でアルフィーは生まれて初めて認識した”ロックバンド”となった。

そして1984年に発売された18枚目のシングル「STARSHIP-光を求めて-」で事件は起きた。

曲の出だしは桜井さんの渋いボーカル。「星空のディスタンス」と同様、ロック調のメロディーに桜井さんの落ち着いた張りのある声が見事にマッチしている。Aメロ、Bメロ、サビととにかくかっこいい!と思ったその瞬間、たかみーこと高見沢俊彦さんが素っ頓狂な高音で歌いだしたのだ!

あぁ~つぅ~い口づけを交わせぇばぁ~ なぁ~み~だの滴が ほっし~になぁるぅ~

僕は目が点になった。どっから声出してんだ?なんちゅー声してんだ??

めちゃくちゃ面白かった。小学生の僕にとってその高音はすごいというより「女みてぇなたっかい声だして変なの!(*当時小学生だった僕の素直な感想なので”差別意識”とかはありません)」という感じだった。そして学校でマネして歌おうとするのだが、全く声が出なかったのでそれがまた面白かった。当時テレビで「浅田飴の舐めすぎで高音が出るようになった」と語っていたな。

THE ALFEE - STARSHIP -光を求めて-【2016 冬フェス】 - YouTube

THE ALFEE STARSHIP ~光を求めて~ - YouTube

19枚目のシングルもたかみーメインの「恋人たちのペイヴメント」。アルフィーの代表曲の1つでもある名バラードだ。

もうこの頃になるとアルフィーは出す曲出す曲が大ヒット。僕も80年代のアルフィーの曲は大・大・大好き!しかもあの高音を70歳近くなった今でも出せるんだから、やはりアルフィーはすごいのだ。

 

あとアルフィーが活躍していた同じころ、『ザ・ベストテン』で観たルックというグループの「シャイニン・オン 君が哀しい」という曲もインパクトがあったな。wikipediaによるとこの曲はルックのデビュー曲で活動期間はたったの4年。つまりは一発屋ということなのだが、でもこの曲は出だしからハイトーンボーカルがさく裂してて今でも覚えている。少しかすれたハスキーな高音がバラードに合ってて、哀愁が漂っていいんだよ。

LOOK - 「シャイニン・オン君が哀しい」 HD Live - YouTube

 

今、「昭和歌謡ブーム」が来てるらしいし、また出てくれないかな・・・

残るは山内、玉吸い芸

BPO放送倫理・番組向上機構)の青少年委員会が、「痛みを伴うことを笑いの対象にするバラエティー番組」について審議に入ることを公表した。

理由は「いじめを助長する」「不快だ」という声がBPOに届いているからだそうだ。

今まで以上にテレビのバラエティ番組に規制がかかれば、当然テレビのバラエティはつまらなくなり、テレビ離れが加速する。

今後、テレビのバラエティ番組はどうなるのだろうか。

僕は昨年から今年にかけて、『ロンドンハーツ』(日本テレビ系)がかまいたち山内健司にやらせた”掃除機で自らキンタマを吸わせる”という扱いがカギを握っているとみている。

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ちなみにテレビのバラエティ番組で”痛みを伴う笑い””芸人が痛がる様子を笑うような内容”というのはどういうものだろうか?

わかりやすいのは『ダウンタウンガキの使いやあらへんで』(日本テレビ系)が毎年年末に放送している「笑ってはいけないシリーズ」。お尻をバット状のもので叩かれるヤツだ。

それ以外にも足つぼ、電流ビリビリ、熱々おでん、鼻ザリガニなども対象になるだろうし、わさび寿司ルーレットや激辛料理、罰ゲームの苦いお茶、酸っぱい水なども入るかもしれない。

さらに精神的な苦痛まで入れたら「どっきり」のほとんどは問題になる。TBSの「モニタリング」やフジテレビの「ドッキリGP」などは軒並みアウト、「アメトーーク」の芸人体当たり企画などもモロにアウトなので、リアクション芸人たちはテレビでの居場所を失うことになるし、最近増えた体を張るアイドル達も別の形でアピールをしなくてはならなくなった。もしかしたら「おもしろ動画」系なんかも人が失敗して痛みを伴うものはアウトかもしれないし、大物芸人による”無茶ぶり”もパワハラなんて言われるかもしれない。

 

「人が痛がったり、嫌がったり、ドロドロになったりしているところを見て笑うなんて悪趣味、下品、低俗」という人がそれなりにいることはわかっている。ただそれがいじめの助長につながるというのは根拠がないし、何より多くの人は低俗でくだらないことが好きだ。無理やり上品なものだけに囲まれるとその反動が起こって逆に残虐な行為に至る恐れもあると思うのだが・・・。

 

それにテレビのバラエティを規制したところで、ネットの動画がそのままなら”いじめ”うんぬんの話は意味がなくなる。若い人ほどテレビ離れをしているのだし、Youtuberのいたずら動画、罰ゲーム、痛みを伴う実験動画を観て学校でマネする奴はもう出てきているのではないか?

どこまで本当かわからないが、海外では見知らぬ通行人の顔にパイを投げつけて逃げまくるとか、お色気どっきり動画とか、おそろしいほど低俗なものが多い。それを普通に日本で観ることもできる時代なのに、テレビのバラエティ番組だけ規制が強化されるのもねぇ。

 

ちなみに「痛みを伴うことを笑いの対象にする」のではないのならBPOには引っかからないようなので、芸人が自ら志願し挑戦する形で、本人が苦痛を感じておらず、笑われてもいないのなら大丈夫かもしれない。

そこで思い出すのが『ロンハー』の山内健司の扱いだ。

かまいたちの山内さんは「本当はもっといじってほしいのに周りからは何故か勝手に優等生みたいに扱われてしまう。もっと掃除機で玉を吸われるとかされても僕は全然かまわない」というような発言をしたところ番組側は掃除機を用意。しかし司会の田村淳さんをはじめ、準レギュラーの有吉さん、ザキヤマさんは手を出さず。ひな壇の芸人仲間も手を出さなかったので、結局山内さんは自分で自分のキンタマを掃除機で吸わせるというシュールな画になった。結局山内さんは「自ら志願し」「本人が苦痛を感じておらず」「笑われてもいない」という規制内で収まることになった。

もっとも番組放送後、”セクハラ””下品”という別の苦情が殺到したためロンハーも山内さんもこのくだりは封印されることになったとのこと。

結局、下品で低俗などっきり企画やリアクション芸はネット/配信の世界へ。

テレビのバラエティはネタ見せ番組が主流になるということか。まあ、実際ネタ見せ番組が増えたもんな。

 

でも最後にもう一度言わせてもらいたい。

世の中、ほとんどの人が低俗だよ?低俗の人は低俗なものが大好きなんだよ。

下ネタ、人の悪口、噂話、失敗談はもちろん、

ポケットに手を突っ込んだまま雪道で滑って転ぶおじさん

タンスに足の小指をぶつけて痛がってるお父さん

熱々のたこ焼きに苦悶しているお姉さん

テレビを見ながら伸びをして足をつってるお母さん・・・

 

そういうの見て面白いと思う人は声をあげず

上品なマイノリティが声をあげ、その意見が採用される世の中って・・・生きづらそうだなぁ・・・

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葉加瀬太郎&高嶋ちさ子さんの実力

最近のお気に入りの曲はヴァイオリニストの葉加瀬太郎さんが『サンドウィッチマン芦田愛菜の博士ちゃん』(テレビ朝日系)という番組のために作ったテーマソング【博士ちゃん】。

仕事前に聴くとテンションが上がり、自分の子どもにも優しくなれたりする。

葉加瀬太郎作曲! 番組テーマ曲【博士ちゃん】特別公開!! - YouTube

で、毎日のようにYoutubeで聞いていたら、おすすめ動画に葉加瀬太郎さんと高嶋ちさ子さんのヴァイオリニストとしての実力を他のプロ・ヴァイオリニストが解説する動画が出てきた。

実は「葉加瀬太郎の実力は本物か?」「高嶋ちさ子の評価は?」というのはネットでよく議論されていることのようだ。

いろいろ見てみると、どうもクラシックの世界では「世界的なコンクールで賞を獲ったか」「世界的なオーケストラや指揮者の下で演奏したか」というのが評価基準になるらしい。日本人だと樫本大進氏、五嶋みどり氏、諏訪内晶子氏、木嶋真優氏らが世界的な評価を受けているヴァイオリニストということになるらしい。

で、葉加瀬太郎さんは早くからセリーヌ・ディオンのツアーに帯同したりしてポップスの世界で活躍していたため、クラシックの世界側からは評価をされていないらしい。高嶋ちさ子さんも自身を「落ちこぼれ」と称し、コンクールで賞を獲ることよりもクラシックをより身近なものにすることに専念してきたため、クラシックの世界側からは評価の対象になっていないらしい。このことからネットでは「実は下手。世界では評価されていない」と書かれてしまうことが多いそうだ。

ただ、僕が「樫本大進さんのコンサートのチケット」と「高嶋ちさ子と12人のヴァイオリニストのコンサートチケット」のどちらか1つを選べと言われたら、間違いなく後者を選ぶ。これだけは間違いない。おそらく日本人のほとんどがそうだと思う。

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僕は全くと言っていいほどクラシックに興味がない。

コンサートに行ったらおそらく15分ほどで深い眠りに落ちる自信がある。

日本人のどのくらいの割合の人がクラシックに興味があるのか正確なデータはないが、「若者のクラシック離れ」は何年も嘆かれてきた。

そんな日本人にとって、クラシックとは葉加瀬太郎であり、高嶋ちさ子であり、清塚信也なのである。(ついでに軽部真一

あの方たちが情報バラエティなどでクラシックを優しく解説してくれたり、親しみやすくアレンジしてくれたり、おもしろおかしくパフォーマンスしてくれるから「たまにはクラシックもいいもんだ」と日本人とクラシックがかろうじてつながっているのだと思う。

もちろん、モノホンのオーケストラや世界的な演奏者のコンサートは、モノホンのクラシックファンがチケット争奪戦を繰り広げるくらい人気なのだが、マイナーかメジャーかでいえば、メジャーではないだろう。

僕だったらタダでも行かない。どうせ寝ちゃうし、うちでYoutube見てた方がいい。本当に失礼な話で申し訳ないのだが、クラシックに興味がない人というのはそういうものだ。

でも葉加瀬太郎のコンサートだったら行ってみたい。「情熱大陸」とか「エトピリカ」とか聴いてみたいし、「博士ちゃん」も生で聴いてみたい!

高嶋ちさ子さんはコンサートの中でいつも12人の若いヴァイオリニストに一芸を披露させるとテレビで話していたな。それはたぶんクラシック初心者や家族連れの観客を飽きさせない工夫なんだと思う。

(清塚さんに至っては演奏よりトークのほうが長いと本人が語っていた・・・)

葉加瀬さんや高嶋さんの優れた点はそうしたエンターテイメント性。一般大衆にわかりやすい演出、大衆受けする演出を嗅ぎ分ける能力なんだと思う。

料理で言えば「イタリア料理のレストランを開くより、ピザを売ったほうが儲かる!」「時価で寿司を出す高級店より、回転寿司のほうが多くの人に楽しんでもらえる!」ということなのだろう。

他のプロの演奏者に演奏のミスを指摘されようとも、一般大衆を楽しませること、クラシックに興味を持ってくれる人を増やす役割に自分の居場所を求めたということなのだと思う。

その結果、モノホンの演奏者より知名度・人気が高いバイオリニストになったのだ。

 

実はこういうことはよくある。

芥川賞直木賞菊池寛賞といった文学賞を獲った作品より、芸人が書いたエッセーやモデルのフォトブックのほうが売れたり、

カラオケマシンで100点を連発する人より、アイドルのほうが人気があって曲が売れたり、

二科展などの絵画コンクールより、人気マンガの原画展のほうが入場者が多かったり、

世界的なダンサーの動画より、若い女性がTikTokで踊っている動画のほうがバズったり、

ちゃんとネタが作れる芸人よりも素人Youtuberのほうが人気・認知度・収入で勝ったり・・・

 

ちなみに僕は「自分の書いたコラムが仕事になんねーかなぁ~」なんて思っていた時期があるが、コラムも大切なことは”何を書いたか”ではなく、”だれが書いたか”なのだそうだ。

 

自分が知っている人が演奏する、歌う、踊る、文を書く、話しかけてくる・・・

そちらのほうが大衆の心を掴むのは明白なわけで、そのために本業よりもまず名前や顔を売ることなんだろうな。

葉加瀬太郎・・・モジャモジャ、デブ、激しい演奏、高田真由子、神無月…

高嶋ちさ子・・・美人、強さ、怖さ、厳しさ、短気、わがまま、せっかち…

 

さすが、キャラが確立してるな。

そして”葉加瀬太郎””高嶋ちさ子”の名前でコンサートに客を呼べる。

テレビに呼ばれ、演奏の機会を与えられる。

そして大衆に認知され、コンサートにスポンサーが付き、客を呼べる。

人気ヴァイオリニストとしてクラシックの良さを大衆に伝える伝道師であり続ける。

これはもう、”実力あり”でいいんでないの?

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ものまねされるのもキャラクターがあるからこそ!

 

 

 

博士ちゃんに教わる中森明菜

前回に引き続き『博士ちゃん』の話。

『サンドイッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん』に思う - 俺よ、男前たれ (hatenablog.com)

8月21日の放送は「博士ちゃんが衝撃を受けた昭和歌謡の歌姫ベスト20!」

これがものすごく良かったのである。

なんでも令和に入ってから「昭和歌謡ブーム」とか「80年代アイドルブーム」なんかがまた起こり、我々の青春時代の曲が若い人に再評価されているらしい。

それはそれで嬉しいような気もするし、なんなら「俺のほうが知ってるぜ?なんせ、その時代を生きていたしね」なんてちょっとマウントを取りたい気分になる。

でも”博士ちゃん”たちの説明を聞くと、自分がいかに何も知らなかったかを思い知らされるのである。

そして子供に昭和の知識で負けるのが悔しい反面、教えてもらうのがちょっと楽しかったりするのである。

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”昭和”が大好きな博士ちゃん達

 

僕は1973年生まれ。

3つ上の兄がいたので小学校3~4年くらいの時には歌謡曲を浴びるほど聞いていた。

ザ・ベストテン」「歌のトップテン」「夜のヒットスタジオ」はもちろん見てたし、ラジオもよく聴いていた。ラジオは音楽を聴く手段として一番良かった気がする(小川哲也さんのラジオだったかな?)。他にもドラマ、CMでも歌謡曲がバンバン使われ、街を歩けばコンビニでもスーパーでもレンタルビデオ屋でも自然に有線放送が耳に入った。

『月刊 明星』というアイドル雑誌の付録に「Young Song(ヤンソン)」という歌詞が載った本が入っていて、それを暗記するほど読んでいたな。

兄も「ザ・ベストテン」の順位を毎週ノートに付けていたし、僕もマネして11位から20位を記録していた時期があった。

だから「昭和の歌謡曲」とか「80年代アイドル」のことなら普通の人より詳しいつもりでいたし、ましてや令和の子どもに知識で負けるわけないと思っていた。

ちわきなおみ の 『喝采』 - 俺よ、男前たれ (hatenablog.com)

が、令和のマニアはすごいのである。

正直、僕の知らないことをたくさん知っているのである。

 

思えば、当時の小学生、中学生は「雑誌」「テレビ」「ラジオ」くらいしか情報源がなかった。テレビ・ラジオだって全部録画・録音していたわけではないし、見逃してしまえば見返す方法はなかった。兄はおニャン子クラブのファンクラブに入って会報などももらっていたようだが、今思えば誰が書いたかもわからないものだったな。雑誌の情報もまあ事務所や出版社に都合よく脚色されたものだったんだろうし、大げさな話、ゴシップしか載ってなかったのかもしれない。普通に人面犬の噂とか紅茶キノコの広告とか載ってた雑誌だもんな。

でも今は違う。アイドル自らSNSで発信するし、情報はネットでいくらでも手に入る。当時は明かさなかった事実、エピソードみたいなのも明かす人も出てきたし、調べれば情報はバンバン出てくる。

令和のマニアは最初からネットでそうした情報を収集し、Youtubeなどで昔の映像を視聴し、ネットオークションで当時のグッズなど手に入れるのである。

昭和のゴシップしか知らないおじさんが知識で勝てないのは当然なのである。

ちょっと悔しい。そして令和の子どもがうらやましい。おじさんが勝てるものがまた一つなくなった感じ・・・。

 

でも、やはり当時夢中になっていた人たちのエピソードを新しく知ることは嬉しいことだ。

特にピンクレディーの『サウスポー』には歌詞もリズムも全く違う原曲があったが、オリコン連続1位記録を継続するために書きなおしが命じられ24時間で完成させた曲だった、という話とか

中森明菜さんが『TATOO』という曲を聴いて衣装や振り付けをイメージした結果、当時絶対に履かなかったミニスカートが曲のイメージに必要と判断し、減量してまでボディコンのミニを身に着けたというエピソードとかは感心したな。

博士ちゃん、教えてくれてありがとう。

やはり明菜さんはすごかったんだな。本当のプロ。

昔、松田優作が瘦せこけた役を演じるために10キロ減量した上で奥歯4本を抜いたという逸話があるけど、中森明菜さんの当時のウエストを観たときに同じようなプロ根性を観たな。

【HD画質】中森明菜 TATTOO(1988年5月18日) - YouTube

 

さらに太田裕美さんの『木綿のハンカチーフ』について一人の博士ちゃんが「男性パートでは”ヨナ抜き音階”が使われ、女性パートでは”ヨナ有り音階”が使われている」と分析し、得意のエレクトーンで解説・実演をしたのだが、プロのバイオリニスト・葉加瀬太郎さんもこの説明には感心しまくり、実際に原曲を聞いてその”ヨナ抜き音階”の効果に気づいて「大したもんだわ」と感嘆していた。

あの葉加瀬太郎さんが博士ちゃんの解説に感心するのである。

素人の僕が知らない、気づかなくても恥ずかしいことなんて何もない。

今の子どもはすごいのである。

だから僕はもう子供に偉ぶるのはほどほどにしようと思う。

そんで素直に教えを乞えるような素直なおじさんになろうと思う。

サンドウィッチマンみたいなおじさんになろうと思う。

 

その前に、今夜はYoutube中森明菜を見まくろう。

1984年1月 夜ヒット 中森明菜特集 - YouTube

今頃、明菜様はどこでどんな夜を過ごしているのだろうか・・・

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