俺よ、男前たれ

おもしろきこともなき世をおもしろく

元アイドル!

テレビをつけたらフジテレビで

 

『開局50周年特別企画バラエティルーツの旅 あなたがいたから僕がいる 半世紀大感謝祭』というのをやっていた。


現在のバラエティ番組のルーツを探すべく、フジテレビの歴代のバラエティ番組を若手芸人と共にVTRで振り返る、というもの。


正直、ぬるい。

 

開局50周年の特別番組ということで、セット、若手芸人の数、4時間という放送時間、どれをとっても豪華だ。

 

しかし・・・単に昔のVTRの垂れ流し

 

唯一の支えは、ひな壇に控える若手芸人

 

彼らに大げさに騒がせ、困った時はネタをさせるのだが、生番組の哀しさ

 

おもしろいほどに空回る。


フジテレビもご苦労さんです。


確かに、僕が子どものときに見ていた番組のVTRも映って懐かしくもあった。

 

夕焼けニャンニャン』とか『オールナイトフジ』『俺たちひょうきん族』なんかは僕の青春の1ページだ。

 

特に、今、こんな本を読んでいたから懐かしさもひとしおだ。

 

イメージ 1

 

この本は、主に80年代に活躍したアイドルのその後を描いたインタビュー集で、トイレの中で読んでて

 

「あ~!いたいた!この人!覚えてる!」

 

「え!当時そんなことがあったの!?ショック・・・」

 

という内容満載である。


登場する元アイドルは

 

 

いじめられっ子アイドル・矢部美穂

 

『不良少女と呼ばれて』いとうまいこ

 

 

おニャン子クラブ
会員番号4 新田恵利、48 我妻佳代

 

 

 

 

 

などなど


なつかし~~~~~いメンバーばかりなのだ。


これを読んだ後に、夕焼けニャンニャンに出ていた新田恵利のVTRを見ると複雑である。

 

僕は当時、大人の世界の汚さを知らなかった純粋無垢な少年だったからなあ・・・。

 

彼女達はその後、暴露本を書いたり、ヌードを披露したり、別の仕事を始めたり、普通の主婦になったりしているが、こうしたインタビューに応じるあたり、やはり昔の栄光が懐かしく、芸能界への未練もかなりのものらしい。

 

そして哀しいかな、彼女達が決して一流のアイドル足り得なかった理由がこの本を読むとなんとなくわかるのである。


ちなみに、80年代で僕がすぐ思い出せるアイドル

 

 

彼女らは吉田豪氏の本に出ている元アイドルたちより確実に上にいた一流といえるだろう。


しかし、アイドル全盛期の80年代

 

元アイドルとして名前が残っただけでもすごいことなのかもしれない。

 

このピラミッドの下には、決して人に覚えられることのなかったたくさんの最下層アイドルがいたはずだ。

 

彼女らは今も、人に気づかれることなく日本社会の中でがんばっている

 

そう。がんばって生きてる・・・・。


ちなみに僕が一番好きだったのは

 

おにゃん子クラブの高井麻巳子渡辺満里奈子でした。

 

FUCK!AKIMOTO&NAGURA!!