俺よ、男前たれ

おもしろきこともなき世をおもしろく

マッスルミュージカルを観に行った!

4月29日、かねてから観てみたかったマッスルミュージカルを見に渋谷の特設劇場へ向かった。

 

これ、本当に観たかったんだ。

 

TBSで日曜の11時ぐらいにやってるマッスルミュージカルの紹介番組(5分くらい?)を観ながら

 

「すげ~な」「みて~な」

 

とずっと思っていた。

 

しかし、それができずにいたのは、一緒に行ってくれる友達がいなかったからだ。

 

「いつか彼女ができたら一緒に・・・」

 

などと思ってはいたが、彼女ができる兆しは全く見えず、

 

「はあ、マッスルミュージカル観たい・・・」という気持ちだけが大きくなっていた。


そこで僕は勇気を出して、一人でマッスルミュージカルを観にいくことにした。

 

ネットでチケットを予約。

 

これが意外に簡単にいい席が取れる。

 

あれ?昔、劇団四季のチケット取る時は結構苦労したのに?

 

今回は予算の都合上、B席だが、一番前の一番中央寄り。

 

マッスルミュージカルはこのA席とB席の間の通路を役者が走りぬけたり、観客とマッスルダンスをするために役者が立って踊ったりするので、僕が予約した席は結構特等席なのだ。


そして来る4月29日、僕はJR山手線渋谷駅を降り、マッスル劇場へと向かった。

 

渋谷の街なんてほとんど来ないので、結構萎縮してしまう。

 

若い人はみんなオシャレだし、カップル多いし、いわゆるギャルが普通に闊歩してるし・・・

 

ジーンズに普通のシャツを着た平凡なスタイルの男1人の僕は、なんか渋谷にマッチしていない感じ

 

ま、いいけどね。

 

ミュージカル見たらすぐ帰るし・・・

 

イメージ 1

 

で、いざショーが始まったらこれがすごいのなんのって

 

人間ってあんなに飛んだり跳ねたりできるのか!?

 

もうなんでもありやな!

 

と感心しきり。

 

もう「すごい!すごい!」のオンパレードなのである。


一応、僕も運動部だったし、若い時は結構スポーツ万能で運動神経は良かった

 

なのに今は・・・

 

気づくと僕はおなかについた脂肪を握り締めていた

 

そして舞台上で惜しげもなく肉体を披露しているパフォーマーを見て

 

人間はこうでなくてはいけない!と

 

僕ももう一度体を鍛えなければ!と小さく思った。

 

なんか舞台上で輝いているあの人たちを見ていたら、またまた自分が恥ずかしくなった・・・

 

贅肉一つない美しい筋肉を見ていたら、僕、生きてる意味がないんじゃないかと思った・・・


そしてお待ちかね(?)

 

パフォーマーと観客が一体となって踊るマッスルダンス。

 

だが、ここで困ったことが発生。


このミュージカル、こんなにおもしろいし、しかもゴールデンウィーク初日の祭日だというのに

 

席が結構余っているのだ。

 

で、僕が座っていたB席の最前列は15席くらいあるのに、座っているのは僕ともう一人のおっさんだけ。

 

2列目以降は結構みんな座っているのに、このB席最前列、僕の隣り10席くらい空いてるのだ。


つまり、パフォーマーが目の前の通路まで来ているのに、僕が一人ポツンと座っている状況

 

つ、つらい・・・・

 

は、はずかしい・・・


で、「M・U・S・C・L・E TRESURE!」の合図に合わせて両腕を上げたり下げたり、手を叩いたり、ハートマークを作って広げたりとしなければならないのだが、こういう場に慣れていない僕ははずかしくて腕をしっかり上げられない・・・

 

目の前までパフォーマーの女性が来て、満面の笑顔で「はい、がんばって!」という顔で促してくるので頑張ってやってみるのだが、

 

こんなB席最前列の一人で座ってる状況が恥ずかしくて顔が上げられない・・・

 

そんな僕の気持ちなどツユ知らず、マッスルダンスはさらにスピードを上げる

 

しかも結構長い!

 

軽く脇汗をかくくらいやらされる・・・・う~ん、さすがマッスルミュージカル


2時間半(休憩20分)の舞台はあっという間だった。

 

いや~もう、本当に素晴らしかった!

 

ま、僕はあまりこういうショー(シルクドソレイユのサーカスとか)を観ないので他と比較することはできないのだが

 

いや、もう、ぜひ周りの人に紹介したい

 

パンフレット2000円、”買い”です。

 

イメージ 2

 

僕も体を鍛えるぞ!