俺よ、男前たれ

おもしろきこともなき世をおもしろく

やりすぎクールビズ

6月になり、衣替えの季節になった。

といっても、ここ数日は雨続きで気温も下がりみ

その上、僕は風邪もこじらせているので未だにスーツの上着を着用している。



そんな中行なわれた6月1日の「かりゆしウェアの日」のイベント

先頭に立っているのがご存知「かりゆしウェアを世界に広める会」会長、小池百合子

ただし本人は着用せず。なんでや?

一方、同じく「広める会」の細田博之幹事長はなんとかりゆしウェアをシャツインのスタイルで登場

ど真ん中の位置で写真撮影に応じたが、小池百合子はどんどん不機嫌に

細田幹事長がそれに気づき、こっそりシャツの裾をズボンから出すと

小池百合子は自身のスピーチで「かりゆしウェアは涼しく着るものです!」と嫌味タラタラ

というか、だれか先に教えといてやれや!

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            *この写真はシャツを出した後のもの

ちなみに細田幹事長、かりゆしウェアの下の肌着はしっかりシャツインしていました。

このヒト、かりゆしウェア着るのは初めてじゃないはずなんですが・・・

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            写真:確か2年前細田幹事長


それを受けて「めざまし土曜日」では、お父さん世代の「シャツイン」へのこだわりを調査

シャツインは

1 礼儀として
2 昔からの習慣で
3 おなかが冷えないため

にしているもので、簡単には変えられないとのことらしい。

めざまし土曜日」の特集の中では珍しく毒のある、珠玉の特集だった。


確かに、シャツインで何十年も過ごしてきた人に、シャツを出せというのは酷かもしれない。

僕だって、「これから我が社では”ズボンの腰履き”を基本とするので全員そうするように」と言われたら戸惑うと思う。


社長「いいか、今日から全員、腰骨の下辺りにベルトが来るぐらいズボンを下げるんだ」

部長「社長、これではズボンが落ちてしまいます」

社長「いいんだ。これが我が社のクールビズだ」

課長「社長、これ、パンツはどうするんですか?」

社長「パンツは下ろさなくていいんだよ。馬鹿だね君は。パンツはそのまま、ズボンだけ下ろすんだ」

専務「しかし、これではシャツが入りません。」

社長「いいんだよ!シャツインしなくて。シャツも外に出せ!」

係長「でも、これじゃシャツをまくったらパンツ丸見えですよ・・・」

社長「そういうもんなんだよ。しゃがんだりしたらパンツが見えるのがいいんだ。」

部長・課長・専務・係長「(ざわざわ・・・)」

社長「いいかね。今日から会社でも全員腰履き。これは社命だ!」

部長「あの・・・社長も?」

社長「私は取引先との接待が多いからな。かりゆしウェアだ。」

専務「会長は?」

社長「会長?ああ、あの天下りの?もちろんかりゆしウェアをお願いした」

部長「しかし会長のお年で、ネクタイ・スーツを外されるのは大変じゃ・・・」

社長「しょうがない」

係長「あまりお似合いになられないんじゃ・・・」

社長「・・・・しょうがない」

部長「あ、会長がお見えになられました!ぷっ(笑)!」

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