俺よ、男前たれ

おもしろきこともなき世をおもしろく

8月最後の日曜日のらくがき

8月最後の日曜日

いつも何だかんだいって『24時間テレビ』を見てしまう。

よく言われているように「感動の押し売り」「わざとらしい」のは十分承知

でもとりあえず、チョコチョコチャンネルを回してしまう。(←表現が古いね。回すチャンネルなんてないのに・・・)


へんな感動のドラマなんかをやってたらチャンネルを変え、

笑点”や”ダンス甲子園”といった娯楽コーナーはちょびっと見る。


ラスト1時間は一応、ゴールシーンを見るために固定するのだが、相変わらず「負けないで」愛は勝つ」「ランナー」「夢をあきらめないで」と言った定番カラオケ大会。

パソコンを叩きつつ、「もう飽きたっつーのっ!」と一人突っ込み。

どうやらイモトは放送時間内に間に合いそうにない。

9時からは選挙速報番組があるから、ゴールシーンは放送されないだろう。

ま、それもまたしょうがない。

もともと歴代ランナーの中で一番知名度が低く、また一番若くて体力がありそうだったイモト

正直、それほどの注目度も心配もない。


ふと、歴代のランナーの顔を思い出してみる。

エドはるみ・・・・1年で見事にいなくなったな~。今、何してるのかな?募金される側になってるかな?

アンガールズ・・・「大丈夫か?」と言われながら、めっちゃ楽勝で走りきってたアンガールズ。興ざめだったな~。

すぎたかおる・・・ゴール後の胴上げを拒否し、「ビールが飲みたいです」って、KYでしたな~。

間寛平・・・何回走ったんだろう?いま、アメリカあたりを走ってるらしいけど、孤独だろうな。


なんだかんだいって、一番インパクトが強かったのランナーは欽ちゃんだったな。

感動があったもんな~。

年齢の高さもさることながら、沿道の人たちとハイタッチをしながらエネルギーをもらう欽ちゃん

番組中にゴールすることより、沿道の人たちとの触れ合いを選んだ欽ちゃん。

その姿は大物のオーラすら漂っていたもんな。


流行の芸人(エドはるみ、アンガールズ)とか、日本テレビ系の番組コラボ(イモト、丸山弁護士)とかより、欽ちゃんは応援しがいがあったな。


そして9時。

結局、イモトは番組時間内にゴールを果たせず番組終了。

ま、しょうがない。


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そして9時からの選挙速報

政権交代は予想通りだったが、民主党の圧倒的な大勝利に、少し興奮を覚えた。

別に民主党を支持しているわけではない。

明日の新聞、ニュース、ワイドショーはどうなるんだろう?という興奮だ。


続々と小選挙区の当確情報が入ってくる。

僕は日本テレビ系『ニュースZERO』で選挙情報を見ているのだが、選挙番組もなかなかおもしろい。


日本テレビ出口調査で、三分の二の議席数を確保という予想をもとに民主党の小沢さんにインタビューするキャスター陣

しかし小沢さんは「結果が出るまでは話せない!」の一点張り。

それでも日本テレビ政治部部長あたりがしつこく「今後、民主党政権は・・・」と聞くと

小沢さんはさらに顔をしかめ、「まだ結果が出ていないので仮の話はできない!」と態度をこわばらせる。


おほほ、見ていてドキドキするわ・・・

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日本テレビの選挙速報番組は、キャスターの目玉として島田紳助氏を起用。

紳助さん自身も張り切っている様子で、いろいろと口を挟んでくるのだが、正直「紳助さん、いるか?」という感じ


紳助さんが独自の意見を出そうとすると村尾キャスターが「それはさておき・・・」と話を遮る

紳助さんを呼んだのなら、紳助さんのやりたいようにやらせればいいのに・・・

村尾キャスターとしては、硬派な選挙番組にしたいのだろうが、

紳助さんを出したのなら「うんこ」とか「ちんこ」とかバンバン言ってもらって、

負けた自民党の大物をどんどんコケにしてもらわなければ、他局との差がでないのでは?

そして最後には「次は俺やな・・・」ぐらいってもらわなければ紳助さんを出した意味がないのでは?


結局、紳助さんはこれといって個性を発揮することができず、単なるガラガラ声の司会となっていた。

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それにしても、自民党の大物、ベテラン議員、大臣経験者、現職大臣らが次々と敗戦

自民党のアイドル議員、小池百合子野田聖子片山さつき佐藤ゆかりらの劣勢が伝えられるという信じられない事態に!

とにかくみんな自民党に”NO"なんだな。

とにかく自民党以外。じゃ、とりあえず民主党!っていう感じなんだろうな。

でも、ちゃんと民主党議員の顔と名前と政権公約って、みんな知ってんのかな?



民主党議員の当確が続々と伝えられるのだが、よくみると一位当選しているのは20代、30代の初出馬議員

けっこう見栄えの良い、きれいな女性議員が目立つ。

元アナウンサーとか、主婦とか、タレントとか・・・

でも20代、30代の初出馬の女性議員・・・・って、大丈夫か?

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なんか、かつての”杉村太蔵”のような若造議員ばっかりってなことにならないか?

まあ、自民党の60代、70代のジジイ議員よりはいいのかもしれないが(天下りのお得意先も民主党はないんだろうし。)


しかし20代、30代の新人国会議員ばかりというのもまた不安ではある。

ま、若い議員は民主党内でも発言権もなく、多数決で起立するのが仕事なんだろうけど。


ま、とにかく与党が変わるのである。

それで僕らの生活の何が変わるのかはわからない。

特に30代独身、フリーターで車も持ってない僕なんかは、税金をとられるだけで、これといって国家政策の恩恵を受けることはないんだろうけど、何かは変わってほしいな。


で、おもしろいことやってほしいな。

杉村太蔵みたいなやつ、いっぱい出て来い!!

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僕が紳助さんに代わって、コケにします!